コラーゲンの臨床結果

コラーゲンの様々な臨床試験を紹介し、コラーゲンの科学的根拠から効果を紹介しています。

コラーゲンの科学的根拠

経口摂取されたコラーゲンは、全てアミノ酸の分解されるので、摂取しても効果がないなど、話を聞きますが古典的な生化学の知識に基づくとそのような説になるかもしれません。
しかし最近の研究では経口摂取されたコラーゲンペプチドが血中に見出されています。
様々な臨床結果により明らかになっているコラーゲンです。

コラーゲン臨床試験

東京医科歯科大学大学院

コラーゲンの経口摂取が結合組織(皮膚)に及ぼす作用を検証する目的で本研究をおこなった。

まず、健康状態に問題の無い、20代女性40名の踵の骨密度を、骨密度測定装置により測定し、二群に分けて検証実施しました。
1グループにはコラーゲン( ゼラチンペプチド、ブタ由来、分子量3,000-5,000) 10gを含むドリンク(100ml)を摂取。
他群は対照群として、何も含まないドリンクを、一日一本任意の時間に経口摂取させた。
本実験は2重盲検法で行い、実験開始時、4週後、8週後に上腕内側の、皮膚の電気伝導度を測定し、皮膚の水分量とした。3時点において、コラーゲン摂取群と対照群の間に皮膚の水分量に有意な差はなかった。
しかし、コラーゲン摂取群においては、実験開始時に比較して8週後において角層給水能が上昇していた。他の研究グループからもコラーゲン摂取による同様の効果が報告されている。
したがって、コラーゲンの摂取は皮膚の保湿度を改善する効果があると考えられる。

磯子中央病院

コラーゲンの皮膚に対する効果や身体症状

1999年に磯子中央病院から報告された臨床試験によると、コラーゲンペプチドを主原料とする健康食品を成人女性に2ヶ月間投与したころ、皮膚症状(シミ、肌のべたつき、吹き出物)や身体症状(便秘、腰痛、冷え性)などに改善が認められています。

米国ハーバード大学での臨床試験

関節やリウマチに関して。

ハーバード大学医学部のトレンサム博士は、変性していない、すなわち天然の型コラーゲンが免疫系に作用し、健全な関節を助長し可動性と可撥性を改善することを実証した。
最初のハーバード試験で天然型コラーゲンを3ヶ月間服用したリウマチ様関節炎患者10人中6人が顕著な改善、1人が完全回復を得た。さらに副作用は1例も発現しなかった。
重篤なリウマチ性関節炎患者を被験者とする90日間の二重盲検プラセボ(にせ薬)対照追跡試験において天然型コラーゲンを服用した28人がプラセボ群と比べて有意な改善を示し4人は完全回復を得た。
3番目のハーバード試験では、天然型コラーゲンで3ヶ月間治療した若年性リウマチ様関節炎患者10人中8人で腫張し接触痛のある関節の症状が軽減した。
4番目のハーバード試験では関節炎患者54人を天然型コラーゲンで治療した結果、21人に有意改善を認めた。

安全な栄養素のコラーゲン

これらの試験で特長的なのは、きわめて顕著な有効実績を示したことに加え、副作用がみられなかったということです。

これはサプリメント等で普段から、コラーゲンを摂取するには重要な事ですね。

ページの先頭へ